我in広島


オリエンタルラジオ漫才ツアー「我」inよしもと紙屋町劇場


5/30(土)!まず。本人たちが今回のツアーはDVDにしたい!と思っているそうなので、それまでネタの形もだいぶ変わってくるとは思いますが、以下ネタバレがあることをご了承ください。





















広島デオデオの8Fにある謎のホールで、開園前に階段に整理番号順に並べられる一同。ただ劇場なだけあってとってもスムーズに入れました。ただし劇場なのにステージ(わりと狭め)がある以外はただの多目的ホール!そしてなぜか邪魔な場所にデカい柱が2本ほど(笑)そのせいで椅子の配置がおかしなことになっていたので、お客さんが見やすいように変えてくれたそうです。
まず客層の広さに驚く二人!中田「若い女の人から…そうじゃない女の人まで」wカップルがいたりお父さんがいたり。見に来た人はほぼ広島の人!ヤバw


まず驚いたこと。
今までのオリエンタルラジオでは見たことのない漫才でした。
60分1本勝負!って感じで、ずっとマイクの前に立ちっぱなし。広島は2部構成かと思うくらい、はっきり前半と後半が分かれていました。前半は、無限大やラジオ等で話したことのあるエピソードを、「二人をよく知ってもらおう」というフリの元、次々漫才として披露していく形。申し訳ないなあ…と思いつつも、正直オリラジ好きな人なら結構どの話も知っているのが多そうで、「これは漫才なのか?」という疑問が頭から離れず。主に家族ネタやら元カノネタやら。でもよくある「それホントのことやろ!」的な部分と二人のをよく知らない人が見に来た場合を考えると良い紹介になっているのかなあと…。


後半は新作漫才!
全体的なテーマをざっくり言うと「売れたい」「売れたくないの?」「もっと人気が欲しい」あと「金田くん」(笑)
とにかくまあことあるごとに「売れようぜ!」とか言ってました。ちょっとビックリするくらい。自分の感想としては、すっごい良かった!のとどう受け止められるか気になる、ってことでした。つまりはもう今まで色々あって上がって下がったりしたけど、今の現状を打破するには去年までやっていたものがただ進化したくらいじゃどうにもならないと踏んで、「我」を出してみよう!的なことがたくさん詰まっていました。


ホントにざっくり言うと、オリラジに好意を持って漫才を見る人だったら随分変わったなーと思うし、初めて見る人だったらヒくかもしれないなあと。結構好みが分かれるんじゃ?と思ったりしました。
大きく変わったなあと思ったことは、藤森さんの突っ込みが「肯定」から「否定」に変わったこと!デビュー当時の「武勇伝」から意外にそのスタイルは漫才にも続いていて、中田さん(または藤森さん)がボケで「これやりたいー」とか「やらせてー」言ったら「いいよいいよやらせてあげる」的だったのが一転、「何言ってんの?」「バラすからね!」「じゃやれば?」的なニュアンスで、基本全否定!に変わっていたのが意外でした。でも自分は現スタイルのほうが好きかなー。


タイトルを付けるなら「バイクに乗っている」「韓流スター・演歌歌手」「チャリティーオークション」「ウソ」「政界に乗り込む」「カリスマ漫才」。ただ「才」DVDがチャプター分けが抜群にしやすいのとは正反対に、次のネタにあまり強引にいく印象はありませんでした。ネタ感想もざっくりと。
「バイクに乗っている」ウソをつきたい中田さん。ウソはいけない!と言いつつも、こうしたらバレないんじゃないかと提案していく藤森さん。自分で言っておいてそれでいいの?と中田さんが突っ込みを入れつつ前半は進んでいき、後半はいつの間にかキレた藤森さんが(いつキレたか覚えていない)、「じゃあそのウソ全部バラすからね!」と突っ込み側に回る展開に。
「韓流スター」売れるために藤森さんに「韓流スターになれ!」と進める中田さん。そのムリのある設定にしぶしぶ従う藤森さん。二人の仕草がボセホンくすぐる系かは疑問です(笑)次に勧めるのが「演歌歌手」。意外とオリラジのネタにはあまりない歌ネタ。中田さんが考えたメロディー・歌詞をを、最後に藤森さんが歌い上げます。ウザ上手いのが心地いい(笑)いきなりの中田さんの合いの手とともに。ふつうに覚えてDLしたい1曲w
「ウソ」一人でトーク番組に出てウソをつきまくる中田さん(何かであっちゃんがキレて「一人で出る!」展開になったはず)。今のテレビに合わせたネタなのもちょっと意外。
「チャリティーオークション」記憶あいまい。ここ短かった?けど好きなネタです。自分は藤森さんのキレ気味の突っ込みが好きなようです。
「政界に乗り込む」「カリスマ漫才」この辺から怒涛!生で見ると笑ってるし勢いがすごすぎてあまり説明できない(笑)中田さんが後で言うには「ずっとこういうネタがやりたかった」中田ワールド?なのである意味妄想系漫才?藤森さんは常に「ショートコント?やればいいんでしょ?」的な突っ込み。あまりの勢いで中田さんがぶっ倒れるので(ネタで)、ちょっと「ひえー!」とヒくくらいwあんまりそういうオチの台詞は聞いたことがないようなw突然終わった印象を受けます。暗転して曲が流れたので「お、終わったのか…」と思い(多分一旦はけてすぐ戻った?)中田さんの顔を見ると、どんだけ運動したんだよ!ってくらい顔が真っ赤で汗かいてました。藤森さんも結構汗かいてたけど…まあそれくらい疲れるだろうなあ…と思うネタでしたが(笑)


つづく。