漫才ツアー「VS」まとめ


初めて見たときの衝撃はなかなか忘れられません。これまでと形が違いすぎました。
ネタバレもあります。詳しくは発売予定のDVDで!































今までは漫才1本勝負!でストイックすぎるくらいストイックでそれが彼らの形、と思って見てきました。

「VS」はその形を一回崩して、やりたいことをしてみよう!お客さんが見たいこともしてみよう!そんな思いが伝わってくるようなツアーでした。内容としては前説・オープニング・漫才・VTR・歌と本当に盛りだくさん!凝りに凝ってる!そしてチャプター分けしやすそうだなーと思う構成でした。笑

  • 前説

ツアーポスターにもなっている衣装で二人が登場!予想外の演出に最初からテンションが上がります。
今回はなんだか違う!とここからすでに思わされます。

  • オープニングVTR

早くもう一度見たいです!

  • 漫才

新作漫才は6本。仙台(?)あたりで漫才1本1本の評価を公平にするために、あえて順番を変えているような話をしていたので、その徹底ぶりに喜び&驚きましたwここは一番やる順番が変わっていた、仙台の順番で書いてみます。


1.中田はすぐ難しい言葉を使う
2.慎吾は先輩の誘いを断らない
3.慎吾の趣味
4.自分の父親が苦手なあっちゃん
5.中田の先輩づきあい
6.中田にクイズ


漫才の形も、こんなに変えてくるか!というくらい変化がありました。
今までと違ってフリートークを元にした漫才でした。会話がだいぶ増えて掛け合いしてる!気がしました。だいぶ前から「フリートークを漫才に!」と思っていたりもしていたんですが、実際にその形を見てみると…ホント生意気言ってスイマセンでした!って感じですwフリートークを漫才にするのは本当に大変なんだと改めて実感しました。

  • VTR

ツアータイトル名の通り二人で対決(VS)!これは対決の結果を知っていても内容があまりに楽しいので繰り返しまた見たいです。
全部で5回戦!全部に二人の良いとこ出まくりでしたw

  • エンディング

歌うたうたー!!!白スーツでライブやっちゃう二人きたーー!!!
オリジナル曲!曲も歌詞も手作り!タイトルは「ORIENT」!ついでにCDも売っちゃうよ!手作り感がすごいwCDを買えて本当にうれしかったー!ラップ調の歌なのに、よくよく聞くと歌詞で泣きますw

  • 藤森罰ゲーム

ギャグ10連発!結局5都市ぜんぶでやったそうですw


これまでの漫才1本で登場から終わりまで舞台から降りないスタイルも、ほぼ漫才と間のブリッジだけで進むスタイルも、すごく二人らしくて好きでした。というかこれがオリエンタルの形!と思ってきてそれがすごく合っていました。
ただ単独ライブとしてみたら物足りなかった気持ちも少しだけあります。
今回は盛りに盛ってくれた感じなので、次回はどうなるか分かりませんが、1年も経たないうちにこれだけ違う形のツアーを作れる二人に脱帽ですwのりしろまだまだあるよーまだまだ無限大だよー(誰あて?)


そして今回の新作漫才6本。
これはオリエンタルにしかできない漫才だけど、オリエンタルらしいかというとよく分かりません。二人のトークが元だし。
でも二人で漫才してる!って感じがしました。藤森さんの突っ込み。ビシビシ鋭く突っ込むというより、中田さんの感情に合わせて「ちょっと…あっちゃんあっちゃん?」とか「え、何なん?」とかすごく自然な突っ込み。二人のムリしてない感がすごく良かったなあ。
ちょっと勿体ないなあと思ったのは、中田さんの動きがほとんどなかったことです。VTRでもそれが現れてたと思うんですが、二人のエンターテイメント力ってハンパない!中田さんのあの奇怪な動きwと、それに息ぴったりで合わせられる藤森さん、がすごく二人の魅力だと思うので少し寂しい気もしました。分かっていて今回はあえて封印したような気もしていますが。


「我」DVDでのブラマヨさんとの対談で、もしかしたらこういう形の漫才になるかもと思っていたんですが、ここまでガラリと変えてくるか!
今回はこういうスタイルでやってみました?いかがですか?とまだお客さんに伺う段階。まだらしさが見つかっていないのは不安要素でもあり、すぐに受け止めて吸収してどんどん変化していけるのが、まだ6年目ゆえの彼らの魅力だと思います。もう「M-1><」「アンケート読むためにやってますから!」って何べん聞いたかw札幌から1週間でもうかなり変わっていて、最後の東京だいぶ違う!と思ったので、どんだけアンケート読み込んでいるんだとw
今度はライブ以外の場所で磨いていくことになるので、また変化していくと思います。自分は劇場に見に行く機会がなかなかないのでこれから先、そしてM-1予選は見た人の感想を聞くしかありません。話はだいぶ先になりますが、あの舞台に立つ姿を見たら間違いなく泣くことだけは確かですw


各地の模様はまた別に書きます。